聲の形 聖地巡礼
最近はそれなりにアクティブな週末を送っているのですが,筆不精な者でどんどん記事が溜まっていきます.「2016のアクティビティーは2016の内に」を目標に頑張ります!
さて今回は映画「聲の形」の聖地巡礼のお話です.私は普段,映画館に足を運ぶ機会と言えば専らLVなのですが,今年の邦画はかなり豊作だったと思います.ガールズ&パンツァーに始まり,シン・ゴジラ,君の名は。,そして聲の形.どれも非常に面白くBDの発売が待ち遠しいですね.その中でも僕は聲の形が特に気に入りました.
映画「聲の形」は地元岐阜の大垣・養老が舞台となっています.車で1時間ちょっとで行くことができます.今日ほど岐阜に住んでることを喜んだことはないですね.以下,レポートとなります.
朝,大垣駅周辺まで車で行き,そこから養老鉄道に乗り,養老天命反転地の最寄り駅である養老駅まで行きます.駅舎には養老の特産であるひょうたんがたくさん吊るされていました.吊るされたひょうたんは映画には出てきませんでしたが,原作を読んでる方はわかると思います.
駅から歩いて15分程で養老公園に着きます.養老公園は遊園地や芝生広場,滝などの様々な施設が複合したテーマパークです.その中でも異様な雰囲気を放つのが養老天命反転地です.養老天命反転地は荒川修作とマドリン・ギンスによる構想を公園施設として作ったもので,彼らのテーマは『死なないため』.映画の内容を考えると何だかこの公園は映画のために存在したんじゃないか?という気持ちが芽生えます.すり鉢状の地形の中に様々な前衛的な作品が並びます.映画の効果なのか,家族連れ以外にも私たちのような学生のグループが多く訪れていました.
次は「養老の滝」です.滝の水がお酒になったという伝説が残っています.「養老孝子伝説」はかなりアレな話でした.滝までの道のりは少し急な坂が続きます.2人が歩いたであろう道を歩くのは何だか不思議な気分です.日本らしい苔むした雰囲気がずっと続いていました.
最後に大垣駅へ戻り,駅南のあの場所へ.何度も出てくる鯉にパンを上げるあの橋です.ここでは水の都大垣と呼ばれる所以が分かりました.町の中に水門川と呼ばれる透明度の高い綺麗な水が流れる川が流れています.かつては大垣城の外堀として築かれ,運河として利用されていたそうです.現在でも川に船を浮かべ花見などを楽しむ文化があるそうです.
非常にプラトニックな気持ちになってきました.心が浄化されますね.聲の形聖地巡礼は行って損はありません!非常におすすめです!
次は,高倉峠に行ったお話です.